人気が欲しい人生だった

POPEYE des KAKITAI

いつかPOPEYEで執筆を

何をしてるときが一番幸せですか?

「何をしてるときが一番幸せですか?」 その質問に答えられなかった。肉汁に旨味、ソースも付け合わせも最高にバランスの取れた美味しいハンバーグに巡り会えたとき、かわいいなあ…かわいいなあ…と涙が出るような好きな映画を観たとき(グリーンブックめっち…

「好き」ってめっちゃ難しくない?

「好き」という気持ちは一体どこで線引きされるのだろう。一緒にご飯に行けることになって、うわあ! うわあ! 、と枕に顔を押し付け叫んでいたとしたら、それは恋と呼べる気がする。 では、喋っていて、めちゃくちゃ可愛い顔やなあ、と思うのはどうだろう。…

メンズサロンで銀座。マダムはまさか僕が髭を脱毛するとは思うまい その2

髭脱毛体験コースを受けるにあたって、髭が生える周期、なぜ髭が濃くなっていくのかをニコルンは懇々と説いた。モニターに拡大した肌を映し出す顕微鏡のようなもので、まずは自分の白衣にそれを当て、繊維が見えることを説明する。 胸元の生地を拡大したのに…

メンズサロンで銀座。マダムはまさか僕が髭の脱毛をするとは思うまい

日曜日は脱毛サロンを訪れた。長年僕を悩ませる髭と決別するため、150本1,000円キャンペーンを利用してだ。 1,000円という金額が安いのか高いのか、150本という本数が多いのか少ないのか、全く未知の世界。でも、いつかは開けると思っていた扉をついに開ける…

生きてる意味のない人間の人生は惰性

何のために生きてるんやろなあ、と電車に乗ってる最中によく思う。別に何か辛いことがあったわけでもなく、ただなんとなく急に。 友達とベランダで七輪焼肉する予定があったり、いいなあと思ってる女の子とご飯に行く予定があったりするときは、人生それなり…

天才が書いた読み物を読んでほしい

ブラックマヨネーズの吉田敬氏(いちファンとしてこの後はブラマヨの吉田と書かせてもらってもよろしいでしょうか。すっと言えや!)とが書いた『黒いマヨネーズ』を読んだ。 とにかく凄まじかった。『ずぼりらじお』や『アツアツ』に始まり、ブラマヨの2人…

神田のステーキ屋さんでおじさんに微笑みかけたら怪訝な顔をされた

新御茶ノ水駅で降りて、神田の中古カメラ屋さんを目指して歩いてた。 天気は良くなく、水色を隠す灰色のフィルターに覆われてる空を見てたら、いまにも泣きだしそうやなあ、とかダサいこと思った。 土曜の午後2時。ランチタイムも終わってる時間やからか、…

昨日のこと

あかんなあ、昨日は嫉妬にまみれて、優しくしてくれる人にわがまま言うてもうた。 昔からなんやけど、一回嫌い、なってもうたらもうあかん。憎しみが増していくのみやねん、でも、嫌いになった人いうんはだいたい人気者、や、ぼくの好きな人から好かれてるん…

幸せってなんやろか

みなさんはどんなときに、「幸せやー!」って感じはりますか? 分厚いステーキ食べたときですか、好きなアイドルのライブで大はしゃぎしたときですか、それとも、好きな人と何気ない時間を過ごしてるときですか? 全部幸せやし、ぼくもどれしたときも幸せ。…

電車に乗っています、くさい人いません

電車に乗っている。まあまあ満員の千代田線。ストレスなんは間違いないんやけど、くさい人おらんからだいぶええ。 ホンマにくさいのだけは嫌なんです。どんなに顔面かっこよかったりかわいかったりしても、無理! むしろ、なんでそんな容姿に恵まれてこの世…

風邪ひいてしもた

2年ぶりくらいに風邪をひいた。や、正確には何年ぶりなんかはわからんのやけど、たぶんそれくらいぶりに。 喉はこそばいし、咳はこほんこほん出るし、嫌なもんやな、風邪いうんは。あと、体もずっとなんとなく重い。ゴールデンレトリーバーみたいな大型犬の…

神泉で牡蠣やら食べました

昨日、神泉で生牡蠣やらウニグラタンやらを食べた、かわいい女の子と。いいでしょ? めちゃくちゃ楽しかったから、昨日の自分をぼくも羨んでます。 デート言うたら怒られるかもしれんのやけど、昨日みたく、女の子とご飯食べたりするのって大切やと思うねん…

明日からまた一週間ということで

毎日、朝起きて、歯磨いて、ヒゲ剃るやろ。ほんでシャワー浴びてコンタクト付けて、家出て電車乗る。 会社着いたらパソコンとスマホ交互に見て記事書いて、お昼にローソンの半額パンこうて食べる。 ぱちぱちキーボード鳴らしてたら、17時くらいになって、帰…

ヘボい男に育ちましたわ

なんやろう、言葉にできないというか、上手く伝えられへんのやけど、好きな女の子をドキドキさせられる男が結局モテると言いますか。 一緒にいて安心する、いい旦那さんになりそう、とかはいらんわけで、はい。 例えば、ふたりで夜の渋谷を歩いていたとして…

毛の野郎、この野郎

毛が適材適所に生えてくれていたらどれだけ嬉しいことか。毎朝鏡を見るとき、お風呂に入って体を洗うとき、いつもうんざりする。 悲しいことに、ぼくは体毛が濃い。髭は一日剃らずに放っておいたら汚らしくなるし、すね毛はどこまで続くんだってくらいに脚に…

雨音

「ねえ、雨は好き?」 感情の読み取れない平坦な声で、彼女が問いかける。彼はそれに答えることをせず、ベランダの窓から見える外の景色を、彼女と同じように眺めた。車が水たまりの上を走り抜ける音が、ふたりの部屋の中に淡々と響く。 「死んでる音がする…

寒くなると夜がつらい

夏が終わり、秋が来た。 気温が下がると、心が無意味にざわつく夜が多くなる。蔑ろにしている親戚のこと、一方的な敵意を向けた友だち、そして亡くなった母親のこと。ぼくにとってのネガティブな記憶が一気に襲いかかってくる。 それらに抗う方法がわからず…

記憶

すごく昔の記憶。 まだ新しく建て直す前の実家のリビングで、テレビ画面に映るアンパンマンをじっと見つめる幼い僕がいる。2歳くらいだろうか。 縁側の引き戸の窓から見える外の景色は真っ暗で、街灯の灯りがぼんやりと窓ガラス越しに滲んでいる。静まり返っ…

東京という街で暮らして

東京に来て2ヶ月が経った。 住まいを移し職を変え、目に見える変化と実感として得る変化、両方を楽しんでいる。「ここにしかないものがないのが東京だ」という話を聞いていたけれど、マンションの近所にあるスーパーや銭湯、あたらしく出会った人。ひとつひ…

何かを追いかけている人

何かを追いかけている人を見ると、どうしようもなく怖くなる。 はじめて、その気持ちになったのは、大学一回生のとき。大阪の「ZAZA POCKETS」で、お笑いオーディションを観たときだった。そこで、お笑いを仕事にして食べていこうとしている、まだ何者でもな…

仕事仕事仕事

もう、どうにでもなれ。 そんなふうに思いながら、駅から自宅までの帰り道を歩いていた。 誰になんと言われようと、ぼくはぼくでしかないんだよ、と頭の中で呪文のように、反芻した。ジトジトとした空気が、顔や体に張り付いてくるのが不快で堪らないが、そ…

文章から浮かび上がるようなトマトとは

色彩豊かで匂いのある文章が書きたい。 例えば… みずみずしい赤色のトマトを切ると、透明な汁が溢れ出した。緑の匂いが、じゅくじゅくの断面から微かに香る。ぱつんぱつんに大きくなるまで、どのくらい太陽の黄色い光を浴びてきたんだろう。どのくらい水の青…

最悪な夜を救ってくれた手紙

仕事を終えて帰ったのは21時を過ぎたくらいだった。いつものように、ビルの入り口に備え付けられた郵便ポストを確認すると、黒い封筒が入っていた。公共料金の請求書ではない郵便物が届いたときのワクワク感は、クリスマスの朝、枕元をまさぐったときのこと…

褒められるのは、営業トークでも気持ちがいい。

HARE.JP on Instagram: “ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ 【TOKYO NONSENSE vol.3】 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ご好評頂いているHARE×加賀美健さんコラボ企画、トーキョーナンセンスシリーズの第3弾の発売が開始されました。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ…” 新…

美術室の彼女とココア

あのとき飲んだココアの味は、やけに缶の匂いがきつかった。 高校のとき、軽音部に入っていた僕はベースを弾き、よく聴いていたELLEGARDENのコピーバンドを組んでいた。周りがRADWIMPSの歌詞に哲学を求め、J-POPを鼻で笑う中、僕はそれを馬鹿にしていた。 「…

眠すぎる人生

眠たい。どうしてこんなに眠たいのか訳がわからない。朝はコーヒーを淹れて、トーストを焼きたいのに、眠たすぎてこの1週間は一度もそれができていない。 7時、7時10分…とiPhoneのアラームをどんどんと後ろ倒しにしていく。そして結局布団から出るのは8時半…

Boring Sunday

今日は日曜日 何時に目覚めてもいい ベッドの上でダラダラするのが最高に心地いい 脳は眠ったまま、お気に入りのお笑い芸人を動画サイトでぼんやりと眺める のそりと起き出し、歯を磨き、シャワーを浴びる 軽く着替えたら、近所のスーパーへ行く 今日はから…

いつか書こう、木村拓哉について

木村拓哉という絶対的なアイコン。出演するドラマは軒並み高視聴率を連発、ジャニーズの概念を根本から変えた男。 全盛期には女性から圧倒的な支持を得るだけでなく、男性にとっても憧れの存在だったと聞く。彼がタバコを吸えば、こぞって少年たちはそれを真…

「もしも…」は嫌いだけれど

泣いている。 人はあまりに真っ直ぐで清いものに触れると、涙を流すようだ。 東京喰種を読み始めて2週間ほどの時間が経った。ついさっき、東京喰種:re 11巻を今読み終わったところだ。 なぜ、喰種の腹を満たす食物が「人間」だったのか? 世界の不条理に息苦…

おばあちゃんとぼく

僕はおばあちゃんが大好きだった。 おばあちゃんといっても、血の繋がりはない、隣の家に住んでいた近所のおばあちゃん。ショートヘアの白髪で、背が小さくて、顔も体もまん丸。「THE おばあちゃん」だった。 よく覚えていないのだけど、毎日、いっしょにお…